解説実況動画はどうやって作っているの?
こんばんは、けーたいぷです。
前々から、どうやって解説実況を録ってるんですか?と聞かれることが多々ありましたので、今回は裏話的な記事としてけーたいぷ流解説実況の作り方を書いていこうと思います。
月間コラボラジオ「三色団子会議」でも、解説実況についてエラソーに話してしまいました。
一応自分なりのルール・こだわりを持っているということで、ついつい話してしまう…
ちょっと聞き返して恥ずかしかったです(笑)
さて!それでは、現在アップ中のドンキーコングトロピカルフリーズの実況を例に挙げつつ、作業工程順に説明していきましょう。
①一通りクリアする
解説するゲームは一度隠しコース含めて全部クリアします。そりゃそうだ。初見のゲームなんか解説できんわ。
ちなみに、全ステージをクリアしたデータ(セーブファイル)を作っておくことで、いつでも好きなステージを練習できるようにしておく意味もあります。
②一つのステージに絞って何回も練習し、アイテムや隠し要素を暗記する
トロピカルフリーズで言うと、パズルピース・隠しゴールの位置を暗記する作業です。
頭でいちいち考えなくても、自然とパズルの場所へ向かう(自然と指が動く)ようにしておきます。大げさかもしれませんが、実況しながらサクサクプレイをするには、自然にできるようにしておかないと、喋りかプレイのどちらかが大幅に止まります。
流石に全ステージ一気に暗記はできないので、実況は1ステージずつ録画して、数ステージ録画がたまったら編集でつなげて1パート分にします。
③サクサククリアできるよう、タイムを意識して練習
②で暗記したステージを、全アイテムを回収しつつ、高速クリアできるようルートを詰めます。
1ステージだけのRTAのつもりでタイムを縮めていきます。
ドンキーで言えば、ローリング⇒ジャンプの繰り返しでほぼノンストップでゴールまで行けるように練習します。
いきなり④にいっても良さそうなんですが、ここで一旦限界まで詰めておかないと、プレイに締まりがなくなります。
④視聴者がプレイすることを想定し、ルート・プレイングを変えて練習
③でタイムを詰めたら、今度は「動画を見た人が真似したくなるか・真似できるプレイか」を確認し、あまりにタイム優先であったり、成功するために相当な練習が必要なルート・プレイは排除します。
しかし、全クリの参考にしてもらうことは大前提としつつ「サクサクプレイ」「見た人が真似したくなる」部分は残したいので、代わりとなるカッコいいプレイやルートはないか等を考え、組み込んでいきます。
※ここが一番時間がかかって面倒
⑤実際に実況する(録画する)
やっとこさ本番プレイです。実を言うとリテイクけっこうあります。
妥協している部分はありますが、プレイや喋りで自分の許容範囲を超えるミス(というか気に入らないところ)があったらやり直します。
簡単といっておきながらミスったりとか、おいしいと思ったところはたまに残してます←
⑥パート構成を考える
おまけ的なものですが、パート1を録り始める段階で、パートごとにどのステージをやるか考えます。パート1は1-1~1-3、パート2は…といった感じ。
つまり、パート1をあげた時点で、そのシリーズは全何パートか決まっています。
➆編集してアップロード
適当にカットしてエンコード、アップして終わり!この辺はあんまこだわってないというか、文字打つの疲れてきた←
と、一通りの流れはこんな感じ。
これがけーたいぷ流解説実況の作り方です。
ドンキーで言えば、一つのステージにつき10~30回はクリアしてると思います。
数だけ聞くと大変そうですが、慣れれば1ステージ2~3分でクリアできるため、練習は一時間に満たないときもあります。特に最初の方の簡単なステージとかね。
こう考えると、初見の実況は気楽やなあ…いきなり録画できる。
と言いつつ、なんだかんだやり込み勢というか凝り性なので、解説実況動画作るの楽しいんですよね。
ルート考えてる時とか、なんというか、カードゲームでデッキ考えてるときの楽しさ的な。
この記事、視聴者よりも実況者の方が興味あるのではって感じですが、よしとします。
とりあえずみんな、こんな感じでおじさん頑張ってるからドンキー見てね。